【Case Study】協賛試合におけるアクティベーションサポートと、グループ内イベントでの横展開

この度、株式会社Three nilは楽天グループ株式会社（以下、楽天）が協賛するヴィッセル神戸と東北楽天ゴールデンイーグルスの協賛試合におけるアクティベーションの一部の企画・運営業務をサポートさせていただきました。台湾楽天モンキーズの協賛試合も含め「SUPER SUMMER SERIES」と称された協賛試合のシリーズですが、携わったのは国内で行われた2試合のみでした。

今回担当させていただいたのは、各イベントに参加するファン・サポーターの方々が楽天の協賛・サポートするアセットの認知を高める「クロスアセット認知向上」の部分でした。そして、この目的を達成するために、協賛権利の一つであるイベントブース、試合前イベント、デジタルアセットの権利を活用しましたので、簡単に紹介させていただきます。

あらゆるスポーツを体験：「Sports Challenge」ブース

両イベントを通して出展したのが、「Sports Challenge」ブース。野球の投球と打撃、サッカーのキックが体験できるブースです。

サッカーの試合会場ではキックターゲット、野球の試合会場ではストラックアウトの体験があるのはイメージできますが、それらを別のスポーツの会場で体験させつつ、楽天のアセット認知を高めようと、企画を楽天のメンバーとデザインしました。ベンダーやそれぞれのチームの助けもあり、ゲームに登場する各チームの選手のCG映像もクオリティの高いものとなり、多くのお客様に対戦を楽しんでもらえました。

また、スーパーナイターではプレイを体験している参加者の写真を撮り、それをもとにAIがスポーツ紙の一面を生成する「AI新聞」という企画も実施しました。楽天グループ内でキーワードとなっている「AI」を駆使し、こちらも参加者を楽しませていました。

パラアスリート気分を味わう：「Tandem Cycling」ブース

更に、楽天はパラサイクリング選手である木村和平さんをグループ会社の社員としてサポートしているため、彼のアセットを活用し、パラサイクリングのような体験ができる「Tandem Cycling」ブースをスーパーナイターで展開しました。

タンデムバイクをゲームのシステムと繋ぎ、前に座る人は声で指示、後ろの人は目隠しをしながら指示に合わせて漕ぐ、というパラサイクリングでも同様の役割を与えた体験にしました。参加した多くの方がゲームで高得点を狙い息を合わせようとしますが、なかなか上手くいかない様子が微笑ましいと同時に、パラサイクリングへの共感を生めたと思いました。

なお、これらのブースは楽天が主催する「Rakuten OPTIMISM」というイベントの「Future Festival」のコーナーでも展示し、また違った客層にも楽しみを提供しながら、楽天アセットの認知向上に貢献できたと考えています。

テーマに沿った爆アゲなパフォーマンス

スーパーナイターでは、試合前のイベント時間を活用し、スペシャルライブとダンスパフォーマンスを実施しました。

実はこれもクロスアセット認知向上施策として実施したもので、メインアクトとしてサンボマスターがいて、ダンスパフォーマンスをSOCIAL WORKEEERZ（以下、SWZ）のみなさんにリードしてもらいましたが、楽天イーグルスのチアダンサーであるエンジェルス以外にも、ヴィッセル神戸のガールズ応援ユニット「セレイア」と、楽天モンキーズのチアリーダーの「楽天ガールズ」にも参加していただきました。

更に、SWZをダンスの振り付け担当としてアサインさせていただいたのは、楽天が「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」（通称：ABFT）を掲げており、SWZもダンスやエンターテイメントを通じて"きっかけ"を作り、インクルージョンの実現を目指している点での思想が合致したからです。

また、ブースの話に戻りますが、ABFTの観点から、ブースもスポーツを体験ができるのですが、どうしても投げる・蹴るなどができなかったり、自転車のペダルに足が届かなかったり、漕げない方もいるので、それぞれのブースではボールを転がせる「シューター」や「手漕ぎペダル」を準備し、誰でも体験できるように準備をしました。

スポンサーシップアクティベーションお手伝いします！

このような協賛試合や、年間を通したアクティベーションにおける企画や運営でサポートが必要な企業様がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。

しっかりと企業の課題やニーズに合わせ、協賛権利を活用しながら、効果的にアクティベーション実施することをお手伝いさせていただきます。

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